一枚、また一枚と着衣を脱ぎ捨てる母。そして、母が脱衣所から姿を消したのを確認すると、さっきまであの豊満な肉体を包んでいた下着に手を伸ばした。まだ温かいそれに顔を埋めると、優しい母の香りに混ざって芳しい女の香りが鼻をつく
夫婦喧嘩中の娘と義息の仲介役を買って出た咲子はこの日、話し合いの場を設けた。娘の幸せを願い、二人の和解を心から願っていた。だがそこで発覚したのは自分が義息を欲情させていることが夫婦喧嘩の遠因だったという事実